中国の飛行機 その2 

ああ天井が落ちる

2001.6/3

いつだったか、日付けは省略。
北京から西安へ、そして、いよいよハイライトのウルムチへという旅だった。西安からウルムチへは空路。簡単にいうとゴビ砂漠とタクラマカン砂漠の間の山塊の上空を飛び、天山山脈のふところのウルムチへというコースだ。

西安を離陸、いよいよ山塊の上空。しかし飛行機の上というのに30分経っても風景が変わらない。日本ならいくつかの都市が過ぎていただろう。しかし山また山が続く。リズミカルな山の連続。喜多郎のシルクロードの音楽が合いそうだ。

そして、いよいよウルムチ。高度がしだいに下がる。あと10分もすれば着陸といったとき、突然、前方の天井板の一部がハズレ、天井裏の配管などが見えた。反射的にスチュワーデスさんのコールボタンを押した。しかし来ない。そうか、もう着陸態勢に入っているからか、と理解した。あの天井板がはずれて、こっちに飛んできても当たらないように、身をかがめた。

そして着陸。あの天井板はといえば垂れ下がったまま。おもわずスチュワーデスさんの顔を見つけて指差した。するとスチュワーデスさんはツカツカと歩いてゆき、天井板の端を手で押し上げ、パチンと、もとに納まった。そしてそのまま何事もなかったように前方に行ってしまった。ン、それだけでいいの。周りを見渡してもそれほど驚くふうもない。それより、すでに降り仕度に忙しい。そうか、ここは中国、たいした事ではないのだ。



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