四川の鶏はうまい
都江堰の先端に建つ楼 閣「観瀾亭」
2001.11.12
何年か前、四川省の成都に行った。
その日は、朝から都江堰に向かった。この都江堰というのは紀元前3世紀の戦国時代、秦の照王の時代に李氷、李二郎父子によって作られたという水利施設。
成都の北西60キロの岷江をせきとめて、分流したもので、2000年あまり経った今でも充分に機能している。
でも、造り方がスゴイ。石でできた岩山の表面を焼いておいて、冷水をかけてヒビをいれ、崩していくという気の遠くなるような作業を2代にわたって続けたという。
また分流するため石を籠に入れ、舟で川底に沈めたという。この都江堰によって四川盆地に十分に水が引かれ、今の豊かな農業が支えられている。
なんだか教科書みたいになってしまったが、それでこの親子が神として祀られているわけだ。
それが二王廟だ。この写真はアルバムにいれてあるので興味のある人は見てほしい。と、まずはアルバムの宣伝でした。
本題はその後だ。昼近くになり、成都に戻る途中、ガイドさんのすすめで農家が経営するレストランに行くことになった。
鶏のうまい田舎の料理店?
車は道路沿いの簡単な看板のかかった農家脇のレストラン(?)に入った。竹林に囲まれた土の上にテーブルと椅子が置かれているだけ。トイレは竹林の中の囲いだ。
鶏小屋が横にあり、鶏もその辺を歩いている。
メインはその鶏料理。歩いている鶏を指定してもさばいてくれる。丸々と太った鶏がなんだかかわいそうだ。
そうこうしているうち、料理皿がつぎつぎに運ばれてくる。素朴な感じだが味は絶品。新鮮な野菜と鶏がうまい。
ということで都江堰と鶏料理の話でした。
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