中国の放送のマイクの前で(?)

2001.5/9

結局、二王城どころか黄河を俯瞰することも出来なかった。下からみた黄河の写真

去年のゴールデンウイークに鄭州でのこと。
その日のスケジュールは黄河が一望できる展望台へ行き、その後、項羽と劉邦が対峙したという楚漢二王城跡へと向かう事になっていた。

展望台といってもちょっとした山のような高さがある。麓から中腹まで登り、一休み。
事件はそこでおきた。一休みの後、いよいよ頂上の展望台に向かおうとした時、メンバーの一人が見当たらない。ガイドさんをはじめ残り全員であたりを探したが見つからない。そこで相談となったが、一人で先に行くとは考えられない。もう一度、周辺を範囲を広げて探す事になった。

1時間経っても見つからない。そこでガイドさん一人が頂上まで探しに行き、残りのメンバーは麓で待つ事になった。2時間が経過。見つからない。
ガイドさんは責任を感じてオロオロ。ついに二組に分かれ、一組は車で山の反対側まで探しに行き、一組は麓に残る事になった。

3時間経過。いよいよガイドさんは責任感から顔面蒼白。しかしガイドさんのせいではない。ついにガイドさんは、この山周辺に音が届く放送があるから「ぜひ、日本語で呼びかけてほしい」という。ガイドさんの日本語もかなりのもので充分通じる、といったが「やはり、あなたが」と言って手を放さない。
というわけで私は全山にむかって呼びかけることになってしまった。マイクの前で「日本から来たKさん。この放送が聞こえたら、ただちに麓の車まで戻ってください。」と、2度、連呼した。
さらに30分。戻らない。「もう少ししたら、ホテルに行って捜索願いかな」などと思いつつ、最後にもう一度、あたりを探す事にした。
友人と二人、連れ立って山への道を辿っていると、前方からKさんが歩いてくるではないか。一瞬、足はあるか、などと疑ってしまった。皆が先に行ったかと思って二王城跡まで行って、さらに道に迷ったと言う。まずはめでたし、めでたし。

皆さん、グループ旅行では、単独行動は慎みましょう。



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