「清明上河図」の街・開封の今  ああ肉汁が

あの、このコーナーは一応、旅行記となっていますが、中国旅行で感じた事、経験などを思いつくまま、気ままに綴って行こうと思っています。
----北宋の都(開封)を描いたといわれる「清明上河図」は北宋時代の街並み、風俗、生活の様子がよくわかることで有名。その後、何人かに描き継がれ、台湾の故宮博物院にも展示されている。ということで、旅のスケジュールに「開封」が入ったときには期待したものでした。

龍亭(開封)

街を歩けば、北宋時代にタイムスリップしたような気分になるのではないか、と思ったわけです。しかし車が開封の街に近ずくにつれビルが立ち並び、車や人が行き交い、どこにでもある中国の現代の風景だ。うーん、そうか、よくある事だ。しかし昔の面影を残すところもあるはずだ。そこでガイドさんの説明に耳を傾けてみた。すると洪水などのため北宋時代の地面は7,8mの地下だという。そういえばガイドブックに書いてあったかもしれない、などと思い返す始末。

さらにガイドさんによれば名画を再現した清明上河遊楽園があるという。で、そこを目指す。しかし安っぽいテーマパークのようで、ハイライトの太鼓橋も打ちっぱなしのコンクリートが目立ちガッカリ。気分をかえて鉄塔で有名な開宝寺塔へ。外壁の褐色の瑠璃レンガが鉄のように見えるため鉄塔といわれるのだそうだ。この塔も下のほうは土に埋まっているという。しかし「清明上河図」の風景が見れなければ-----。


----そんなわけで北宋時代を満喫というわけにはいきませんでした。


夜市のにぎわい

が、世の中、そんなに捨てたもんでもありません。夜市がすばらしかった。大きな通りいっぱいに夜店が続きます。その呼び声の大きい事。その活気。いままでで最高でした。
そこでガイドさんに、夜はあの屋台でぜひ食べたい、と言ったところ、外国の人には衛生的でない、いや我々は慣れているから大丈夫だ、と押し問答。結局、おいしい小篭包の店があるから、そのあとで、となりました。
その小篭包のおいしい事。あふれる肉汁が、ああ、たまらない。そのあと夜市に行って屋台の前に立ちましたが、もうお腹はいっぱい。ガイドさんにいっぱい食わされました。

追伸。わづか1日半の日程では開封を見た、とはいえないでしょう。本当はもっといいところがあるのかもしれない、ですね。

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