秋という季節のないハルピン

2001.8/26

ハルピンには途中立ち寄ったのも含めて3回、行ったことがある。冬はマイナス20度から30度、夏は夏で30度、40度となるきびしい気候だ。

夏のハルピンは緑があふれ、とくにロシア人の別荘が多くあった松花江沿いの太陽島は花も多く、まさに別荘地といった雰囲気。
松花江では魚釣り、ボート遊びと、水と太陽があふれている。


夏のハルピン・広場

しかし、冬は一転、マイナス30度の世界。街中にコークスの臭いが立ち込めている。24時間、暖房が欠かせないのだ。ホテルを出て1時間ほどして戻ってくると、鼻の中は真っ黒、シャワーを浴びれば、薄黒いお湯が流れてくる。

それだけに、前にも書いたが氷祭りのような皆で楽しめるイベントがあり、寒い冬をしのいでいるのだろう。

しかし、一番驚いたのは秋という季節がない事だ。緑の葉が、ある日突然、寒波に襲われ、散ってしまうという。

ベランダを覆うガラスはそのまま冷蔵庫になってしまう、ということだ。




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