夏でも涼しい大理

2001.7/4

だんだん蒸し暑くなってきた。
そうすると思い出すのが大理の街だ。もう5,6年も前のこと。その夏、雲南省の昆明、麗江、大理の旅に出かけた。

この時、大理の街の涼しさが印象に残っている。その名の通り大理石の産地として知られているが、街は南北の堂々とした城門に挟まれた古風な街。大理自体の標高がたしか2000m以上あると思う。

さらに大理古城の街の西にそびえる蒼山から絶えずさわやかな風が吹いてい る。蒼山は19峰もの連峰で、最高峰は4000mを超えている。

古城のなかのホテルに入ったとき、夏なので、つい「あれ、この部屋エアコンないの」といってしまったが「窓を開ければ涼しい風が入ってくるよ」と、言われてしまった。

その通り、窓を開けると、4000mの蒼山が目の前に聳え、雪を頂いている。そこから部屋の中を風が吹き抜けてゆく。天然のエアコン完備なのだ。

この大理の街で印象深いのは三塔寺だ。青いような透明感のある空気の中、蒼山をバックに70mの大塔と40mの2基の古塔が聳える。


まさに湿度の低い理想的な避暑地だ。忙しく旅する私たちをしり目にのんびりとビールを飲みながら喫茶店(?)で時を過ごすドイツ人だろうか、欧州人のグループがうらやましかった。

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